日本代表について

昨日の試合は合格点といったところかな。
相手がずいぶん低パフォーマンスだったことは確かだけど、今までの日本代表は相手がへぼくても自分達もへぼいといった試合ばっかりだったから、それに比べればずいぶんよかったんじゃないかと。
半分皮肉が入ってる合格点。
・・・ずいぶん低い評価しか最近与えられない代表は、なぜこうなったんだろう?
結果は別にして、内容についての評価が低くなった原因の一つはジーコにあることは明白。
まあW杯出場という最も大事な点については、そろそろ結果が出そうだからそこは評価してもいいけど。


サントス、柳沢、小笠原、本山は個人的にはなぜ代表?と思う。
小笠原、本山は鹿島枠だからなんだろうけど、最近はまだ納得できなくもないと思うようになった。この二人はいいとしよう。
サントスは代表で左サイドで使われ始めたときから、ずっとずっと周りの友人達に「なぜ奴を使い続ける?」と言っていたし思ってた。
とりあえず守備がざるすぎ。チームのバランスを崩していると思う。
ただ、攻撃に関しては及第点の試合もあるから賛否両論かな。
そして最大の謎は柳沢。
奴だけは絶対に代表にはいらない。話にならない。いくら元鹿島の選手とはいえ奴が代表に呼ばれるのはおかしいと思う。
いまだにすぐ映像が頭に浮かぶシーンがある。
どの試合かは忘れてしまったけど、中田が右サイドからゴール前へドリブルをして切り込んで行ったとき。そこで中田はシュートせずに左へパスをした。
そのパスを見て「さすが中田、周りが見えている、すばらしい判断だ」と思った。
パスの相手は柳沢。フリーでパスを受けて、さあシュート。
・・・ボールは真上へ。
フィールドの選手全員がポカーンだった。
相手キーパー、そして中田ですら、ボーゼンとしていたのはびっくりだ。
あのサイクロンシュートと仲間内で名づけられたシュートは、長い間柳沢の代名詞になったし、評価が固まった瞬間だった。
イタリアに行ったときは、いいほうへ変化すればいい選手になると思ったけど(実はこれっぽっちもなれるとは思ってなかった)、案の定ゴールなし。
日本に戻ってきてJリーグで活躍して点を取っていれば、代表に呼ばれることも納得できるけど、実力が足りないイタリアリーグへ行って試合にも出てない現状ではありえない。


結論、ジーコは名監督とは程遠い。ただ代表監督してW杯出場を達成するという最大の仕事に関しては、今のところ結果だけは出ている。
個人的にはさっさと監督交代させるべきだとは思うが、そうもいかないんだろうな。
ドイツで日本代表がグループを突破して決勝トーナメントにいけることを祈るばかりだ。