平和の鐘、永遠の女王

3部作の3作目。
この作品は悪くはないんだけど、初めて読んだときから文章に違和感があった。
表現が難しいけど、描写とかを省略しているってことになるのかな?
場面の説明がすごく短く、足りない?という印象を受ける。
会話文のみで構成してる文ってあるけど、あれに心情描写を多めに付け加えた形か。
普通の小説と会話文のみの小説との中間って感じかな。
意図的にそうしているのだとは思うけど、今までの商業作品とは結構違うと思った。
amazon:渡瀬 草一郎氏とは対照的ではある。
読むのにそれほど支障はなかったけど、あんまり本を読んでない人はどう思うのかな?
逆に読みやすいのかな?
文章的にはネット小説に近いと思った。
まあ、普通にそこそこ面白かった。
純愛大好きならいいかもしれない。
ハッピーエンド主義者の私としては、ハッピーエンドなんでよかった。
評価は6/10ぐらいかな。


ちなみに10点満点で、読んで無駄と思う評価は2点、普通は4点です。